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世界で最も賞賛される人事

ヘイコンサルティンググループ
世界で最も賞賛される人事
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
世界で最も賞賛される人事

やはり「企業は人」・・・
文章も読みやすく、世界的企業の人事制度が分かりやすくまとめられています。
グローバルな優良企業は、人材を最大限生かす姿勢を制度としてしっかりと持っていることが分かりました。常に100%のパフォーマンスを求められるということは、従業員にとっては、時として疲れ果ててしまうことだろうと思います。しかし、ぬるま湯の中で漫然と過ごすよりは、ずっと密度の高い生き方かもしれません。

人的資源管理とは、いかに人々をやる気にさせてその能力を発揮してもらうかということが主眼かと思いますが、そのために、企業理念、能力開発、公平な評価、報酬などを制度として巧みに組み立てて、しっかりと運用していくということが大切であり、同時にとても難しいことなのだと感じました。
結果的にそれに成功している企業が優良企業ということなのかもしれません。

人事制度の参考に!
本書では、世界中で読まれているビジネス誌「フォーチュン」と、ヘイグループが共同で行っている「世界で最も賞賛される企業(World's Most Admired Companies)」において毎年高い評価を得ている先進企業の人材マネジメントを取り上げています。

PART1で日本型人材マネジメントについて説明するとともに、欧米の超優良企業(BMW、ノキア、IBM、マイクロソフト)の人材マネジメントを取り上げ、PART2ではグローバル優良企業6社(GE、J&J、アメリカンエクスプレス、P&G、フェデラルエクスプレス、ネスレ)が実践する人づくり・組織づくりを紹介しています。

企業ごとに分かれていますが、大きく分けるとどの会社も1.会社の価値基準、2.行動規範(コンピテンシー)、3.経営リーダー育成方針、4.評価方法、それぞれに関する工夫を紹介しています。
本書に紹介された人事制度はとてもいいものが多く、どれも取り入れたくなるほどです。
特に、ノキアのサバティカル制度(外部勉強や社会奉仕のために給料をもらいながら長期休暇を取れる)、GEのアシミレーション(上司の性格やマネジメントが1ヶ月でオープンにする手法)などは、とても魅力的な制度だと思います。

本書は人事の方々に読んでいただきたいし、人を育てる立場にいる方々、経営者やリーダーの方々にも勉強になることが多いと思うため、読んでいただきたいと思います。

だから賞賛されるのだ
タイトルに魅かれて、なんとなく手にとって見ました。
実際に目次などを見て、各企業に人事担当者が各企業の人事戦略を語っている形式だと知り、
よくある事例集的なものであるのかと思っていましたが、実際には違いました。

実際に読み進めてみると、世界的に超優良企業(GE、ジョンソン&ジョンソン、アメックスなど)
といわれる企業のヴァイスプレジデントやアジアの人事・組織戦略の責任者自らが各企業の
人事のあり方、考え方について生々しく語ってくれています。

本書を読んで、一番感じたことは会社で最も大切にする決してぶれることのない価値基準
を各社が持っており、それらを時代背景に応じて適切に理解を浸透させていることです。
また、それを行っていくことが人事の最も重要な仕事のひとつであると考えていることが
ひしひしと伝わってきました。

また、企業によっては日本独自の人事手法からの脱却の苦労や、自社の本来持つバリューや
価値基準を浸透させるための困難などが描かれたり、リーダー育成やコンピテンシーの導入後
の課題など、かなり実際的なことが書かれており、人事として非常に参考になると同時に読み物
としても非常に面白いものであると思います。

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