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思考停止企業

ジャストシステム・エンタープライズソリューション協議会/JECS
思考停止企業
定価: ¥ 1,785
販売価格: ¥ 1,785
思考停止企業

まさに自分の職場ではないか!
激変する現代の事業環境にうまく適応できない企業に見られる

・組織内の部門分断
・社員意識の隔絶
・知恵の結集と連携のなさ
・社員は現状に安住するが実はジリ貧の状況

こんな場面での「活力の失われた組織」と「意欲の低下した社員」をまとめて
著者は「思考停止状態」と呼ぶ。

この状況を打破する手段としてナレッジマネジメント(KM)の有用性を解いているが、
仮想企業のKM実践ドキュメントにしているため、非常に読みやすく、理解しやすい。
非常に興味深く読ませてもらった。

「ユニバーサル精機」まさに自分の職場ではないかと思った。
抵抗勢力の数は、本書では少なめだったような気もするが(関西営業本部長など)、
実際自分がKMを実践し、こういった抵抗勢力相手をすることを想像するとやっぱり気が重い。
社長を味方につけているのは心強いが、そうそうトップの協力をとりつけるのも難しい。

いよいよKMを展開する段階での困難かつ重要なポイント
・上位職をどう取り込んでいくか
・システムへの入力負担とその推進
・多様な抵抗勢力への理解と対処法
について厚く書いた続編を期待します。

「ビジネス書入門編!!」
危機的状況から再生へ!!「プロジェクトX」を見ているようなストーリーの展開
にワクワク感を覚えるのは事実。「V字回復の経営」のような全社的な改革
ではなく営業部門の改革に絞ってKM導入までの条件整備、導入、運用を描いている。
プロジェクトに参加している若手ビジネスマン、プロジェクト運営に行き詰まっている
リーダー、KM関連のサイト構築に携わっている人、には参考になるだろう。
しかし、「思考停止企業」と言うタイトル、そしてハードカバーのわりに、
2時間程度でアッサリ読めてしまうのは、「考えながら読む」部分が少なく「深さ」
感じないからだろう。ビジネス書の中では「軽量級」の印象。ビジネス書入門編・・の位置づけだと思う。

思わず頷きながら読んでしまいます。
一時期流行したナレッジ・マネジメントという言葉ですが、最近はあまり聞かなくなりました。当たり前のツールとして浸透したため目立たなくなったのかもしれませんが、ほとんどの企業では導入したものの使われなくなってしまったのだと思います。
この本は、Concept Base で評価の高いジャストシステムのエンタープライズソリューション協議会 によって書かれていますが、実に面白い構成をしています。
小説・ドラマ仕立てになっていて、ナレッジ・マネジメントとは何か、なぜ重要なのかと言ったことから、導入に当たって突き当たる壁などが詳しく描かれています。舞台となるのは架空の企業ですが、これがまた危機的状態ではないが、ゆっくり衰退していきそうな、どこにでもありそうな企業として描かれています。
縦割りになった部署間の争いや、保守的な上司など、「あるある!」と思わず叫んでしまうほど共感してしまいます。「思考停止企業」は特別な企業ではなく、社内の部署間の神経が切れた、ありふれた企業です。その企業の神経を IT でつなぎ、ナレッジ・マネジメントにより再生しようというのが本書で描かれるドラマです。
技術者以外の人にもお薦めです。

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